どうして赤ちゃんがアトピーになるのか
赤ちゃんがアトピーになる理由というのは
ひとつだけではありません。
【1】遺伝
一番多い理由と言えば、遺伝でしょう。
両親からの遺伝はたくさんありますが、
赤ちゃんのアトピーもそのひとつです。
アトピーになる確率は
・両親のうちどちらかがアトピーの場合「2倍」
・両親共にアトピーの場合は「4倍」
【2】食物アレルギー
食物アレルギーだと、アトピーになりやすいですが、
特に卵や乳製品のアレルギーは注意が必要です。
もしもアレルギーの疑いがあったり、心配であれば
医師に相談して必要であれば検査をしましょう。
【3】ダニ・ハウスダスト
大人でもそうですが、不衛生だったりホコリっぽい
汚れた部屋だとアレルギーでくしゃみが出ることがあります。
また、体がかゆくなるなどの症状もありますが、
赤ちゃんは皮膚がデリケートなので注意が必要です。
ほこりやダニ、細菌などによって肌トラブルを起こすので、
アトピーも発症しやすくなります。
予防・対策としては
部屋や寝具を清潔に保つこと。
しっかり保湿をして肌ケアをすること。
保湿の重要性については、
「生後間もない時期から保湿剤を塗り続けることで
アトピーの発症率を3減らすことができる」
と、国立成育医療研究センターの研究結果からもわかっています。
もちろん、赤ちゃんがアトピーでないとしても、
肌トラブルを防ぐためには保湿が必要になります。
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、
しっかり保湿をしてあげることが大切です。
遺伝だから・・・だと諦めてしまわずに、
毎日こまめなケアをしてあげることで防げることもあります。
アトピー予防や少しでも良くしてあげたいと思うなら、毎日の肌ケアを習慣にしていきましょう。